「シマ」が中心にあるひとり暮らししやすい家
廊下が中央にあり、部屋を移動する度にドアを開け閉めしなければならないことに煩わしさを感じていたM様。お子様が独立されたのを機に、ひとり暮らしがしやすい空間をテーマにリフォームしました。廊下とリビングを隔てていた壁をなくし、その一部を活かして収納スペースと本棚をかねた「シマ」を新設。すると、洋室や洗面、トイレがシマを囲むレイアウトになり、生活動線がスムーズになりました。さらに、玄関近くの和室を洋室に改装して寝室にすることで、着替えたり荷物を置いたりする帰宅時の動線が短くなり、リビングに衣類や荷物が置きっぱなしになることもなくなったといいます。絵画や置物のコレクションがご趣味の奥様のために、玄関をはじめそれらを設置できるスペースも随所に確保。空間全体を落ち着いたグレーのトーンでまとめた中、一番のお気に入りのリトグラフを飾る壁は板張りにして、照明で演出しています。
コレクションも飾れて使い勝手も良く満足
LDKから寝室、洗面、トイレへの動線がスムーズになり、使い勝手のよい生活スペースが実現しました。収納の裏側にある本棚や寝室のオープンクローゼットは実用的で、しかもおしゃれ。玄関ニッチや板張りの壁など、大好きなコレクションを飾る場所も多く、毎日眺められて満足です。
細かい配慮で住みやすい空間に
お子様が独立されたため、ひとり暮らしがしやすいように空間を有効活用することがテーマでした。少しでも広く感じていただけるよう、リビングや寝室のドアは天井までの高さのものを採用。ダークグレーのクロスとオレンジ系の照明で雰囲気のある落ち着いた空間を演出しました。
総費用約300万円
・施工期間/30日
・建物/マンション
・工事面積/43㎡
・家族構成/1人(施主様)
・築年数/14年
- 使用したパナソニック設備建材
- ・カップボード吊戸「ラクシーナ」
・IHクッキングヒーター「Wシリーズ」
・レンジフード「DEDシリーズ」
・内装ドア「ベリティス」
・収納用建具「ベリティス」