建物の大きさや部屋数は十分だったものの、お母様との同居や子育てに感じていた不自由さや冬の寒さを、リフォームで解決することに。お母様の寝室を1階に設けたことで、2階に行かずに生活が完結するため、お母様が暮らしやすくなりました。また、リビングとキッチンを住まいの核とすることで、家族をいつも感じていられるように。同時に、リビングに階段を設けたことで、ご夫婦の寝室やお子様たちの個室、そしてみんなが集まれる多目的ルームを設けた2階部分の使い勝手が劇的によくなっています。さらに、キッチンと勝手口の間に大容量の食品庫を設け、抜群の家事動線も実現。採光に優れた窓や階段、そしてしっかりした断熱と床暖房により、明るく暖かい家になりました。いつまでも家族が快適に暮らせるように将来まで見据えた設計プランにより、家族の絆を深め、歴史を紡いでいける住まいが完成しました。
家の中心につくった明るいLDKは、使い勝手もよくなりました。玄関からの動線に無駄がなく、収納力たっぷりのキッチンへは、勝手口からスムーズに移動可能です。なにより、LDKの中心に設けた階段のおかげで、いつでも家族の気配を感じられます。家族の絆が深まる理想の家に、満足しています。
ひとつながりのLDKをつくる一方で、壁を新設し、耐震性を向上させました。階段上に窓やアクリルの腰壁を設けることで、LDKだけでなく家全体の明るさも確保。LDKの中心につくった階段を通じて暖気が2階に逃げてしまうので、床暖房は絶対に必要だとお薦めし、LDK全体に導入しました。
・施工期間/150日
・建物/戸建て
・工事面積/182㎡
・家族構成/4人(ご主人、奥様、お子様、お母様)
・築年数/40年