ウォンバットは、オーストラリアにだけ生息する有袋類です。体長は大人で約1m、体重は30㎏前後。雌の腹部には育児のう(袋)がついており、ここで6カ月間ほど赤ちゃんを育てます。育児のうはカンガルーなどにも見られるものですが、ウォンバットは穴蔵で生活することが多いため、土が入らないよう、カンガルーとは逆向きに入口がついているのが特長です。
また、頑丈な足と固い爪は土を掘るのに適しており、ときには長さ30mにも及ぶ巣穴を一晩で作ることもあるとか。さらに巣穴には、いくつかの出入り口、側道、休憩室まで備えたものまであることから、ウォンバットは家づくりの名人とも呼ばれています。
ちなみに日本でウォンバットを飼育している動物園は、姫路動物園(姫路市)、丸山動物園(札幌市)など、ごくわずか。92年1月には、五月山動物園(大阪府池田市)で日本初の2世が誕生しています。 |
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ウォンバットはこんな動物です |