すっきり空間をつくる

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表面にねじ穴を残さずにつくるスパイスラック

角棒を繋いでつくった、ナチュラルテイストのスパイスラック。フレームづくりには、ねじなどを使わずに接合できる「ダボ継ぎ」に挑戦。継ぎ目で目立ってしまう釘やねじの頭が見えないので、見た目がきれいに仕上がります。

<用意するもの>

●角棒(長:4本、中:5本、短:6本)
●ダボ 22本
●板材 2枚
●ワイヤーネット
●水性塗料
●木工用ボンド

●電動ドリル
●ダボ錐(きり)
●ダボマーカー
●木づち
●ホビーかんな

※ダボ継ぎとは:釘やねじなどを使わずに、ダボを木材に埋め込んで、木材同士を繋ぎ合わせる方法です。

①角棒をカットする

各パーツ用のサイズにカットします。

②穴あけの箇所に印をつける

角棒に定規で対角線をひき、交わった中心を出して、鉛筆で印をつけます。

キリで下穴をあけます。

③ダボ穴をあける

正確な垂直の穴をあけるには、電動ドリルにダボ錐を使うことがおすすめです。穴の深さは、使うダボの半分より少し深いぐらいで。

ダボ錐(きり)

※ダボ錐とは:ダボ穴をあける専用のドリルビッドです。穴の大きさや深さはダボと合ったものを使ってください。

④ダボマーカーをセットする

先にあけた角棒の穴に、ダボマーカーを仕込みます。

ダボマーカー

※ダボマーカーとは:ダボ穴をあける位置に凹み跡をつける道具です。

⑤継ぎたい角棒の穴位置を決める

繋ぎたい角棒を、ダボマーカーをセットした角棒と組み合わせます。重ねてギューっと押します。そうすると受け側の角棒に、ダボマーカーのトゲが刺さって、あけるダボ穴の正確な位置に凹み跡がつきます。

⑥繋ぐ角棒同士に相番をふる

角棒を組み合わせて、木枠をつくります。ダボ穴がずれないように、角棒の繋ぐ面同士に相番をふっておきます。

⑦受け側の角棒にダボ穴をあけていく

ダボマーカーの跡がついた箇所を中心点として、ダボ錐を使って穴をあけます。

⑧面取りする

角棒すべてに穴をあけたら、ホビーかんなで表面を面取りし整えます。ツルツルになり、木目が出てきます。

⑨木枠に繋いで仮組みする

角棒同士をダボで継いで木枠を組みます。穴がずれずに上手くはまるかどうか、木工用ボンドをつけない状態で仮にはめてみます。

⑩ダボ穴に木工用ボンドを塗りダボを埋める

角棒にダボを埋めていきます。

⑪木枠を組み立てる

角棒同士をダボ継ぎして、木枠を組みます。

⑫もう一方の木枠も同様にダボ継ぎで組み立てる

木枠を2つつくります。

⑬左右の木枠に、棚板をのせる角棒を接続する

5本の角棒をダボ継ぎで、木枠と繋げます。

木づちで軽くたたいて、安定させます。

⑭スパイスラックのフレームが完成

左右の木枠を繋いだ角棒に、棚板2枚をのせます。

⑮着色する

フレームと棚板を、お好みの水性塗料で着色します。

⑯ネットを取り付ける

フレームの背面に、ワイヤーネットをタッカーで取り付けます。

⑰完成

棚板を乗せれば完成です。
ダボ継ぎで繋げたので、角棒同士の継ぎ目の仕上げがすっきり。
背面のワイヤーネットも、アクセントになりました。

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