<用意するもの>
●木箱 3個[重箱用]
※紙など軽い重箱で代用できます
●木材(キリ)[外箱用]
※軽くて加工しやすいキリ材を使用
天板 1枚
側板 2枚
前板 1枚
背板 1枚
底板 1枚
引き棒 1本
※中に入れる木箱の大きさから少し余裕分をプラスして、外箱の大きさを決めます。
※ホームセンターの木材カットサービス利用をおすすめします。外箱用の背板には重箱を押し出すための丸穴をあけておきます。
●民芸取っ手 1個
●蝶番 2個
●釘(真鍮)
●磁石(フェライト磁石)
●ブライワックス
●木工ボンド
●水性塗料
●絵具
●きり(電動ドリル)
●ドライバー
●直角定規
①木箱と、カットした木材を着色する
木箱は水性塗料を塗り、カットした木材はブライワックスを塗ります。
②天板と側板を接着し固定する
天板と側板を木工ボンドで接着させ下穴をあけてから、真鍮の釘で打ち固定します。直角定規で90度確認をすると、作業がスムーズにできます。
③背板を接着・固定する
同様に背板を天板、側板に接着・固定し、外箱を組み立てます。
④底板を取り付ける
前板は下開きに取り付けるので、底板の下に扉の厚み分の余裕がないと扉が開かなくなります。同じ厚みの板材を底にあてて作業をすると、釘打ちがラクにできます。
⑤前板に引き棒を取り付ける
下穴をあけて釘打ちで固定します。
その際、前板の内側と引き棒を面一になるようにします。
⑥引き棒に磁石(N極)を取り付ける
磁石よりひと回り小さな穴をあけてからボンドをつけてげんのうで叩き込みます。真ん中、左右の3か所に磁石を取り付けます。
⑦天板の手前小口に
磁石(S極)を取り付ける
真ん中、左右の3か所に磁石を取り付けます。
⑧前板と底板に蝶番を取り付けて、
下開き扉にする
前板と底板に蝶番を取り付けてつなげます。ねじで留めます。
⑨天板に民芸取っ手を取り付ける
持ち運びできるよう、取っ手を取り付けます。
⑩絵付けする
水性絵具でお好みの花などを描きます。
⑪完成
遊山箱風ミニ重箱の出来上がり。取っ手付きなので、お菓子を入れてピクニックのお供にも。和風の小物入れとしても活躍します。