DIYの基本テクニック5

木材のいろいろ

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木材のいろいろ

DIY用の木材の購入はホームセンターがおすすめ。多くの材料が揃っているうえ表面がキレイに加工されています。木材を大きく分けると、「無垢材」「集成材」「合板」の3種類。作るモノによって、どんな木材を使ったらいいのか選ぶ際のヒントになるよう、その種類と特徴をご紹介します。

無垢材

特別な加工をしていない木材で、木本来の美しさを持つ

美しい木目や肌ざわり、木の種類ごとのさまざまな印象が楽しめます。乾燥によって収縮し、反りなどが生じます。

スギ

最も一般的な木材。耐水性はあまりないが、軽くて柔らかいので加工が簡単です。

キリ

最も軽い木材のひとつで、木目が美しく加工もしやすい。湿気に強くくるいが少ないのも特徴です。

アガチス

木肌は均質で加工がしやすく、適度な固さがあります。

米トガ

肌目は少し粗目。軽くて柔らかく加工しやすい。ある程度の耐水性があります。

SPF

北米産の針葉樹のS(スプルース)、P(パイン)、F(ファー)の3種が混在した木材。柔らかく、軽くて扱いやすいのでDIYに適しています。

集成材

角材や板材を貼り合わせてつくった人工材

見た目はほとんど無垢材だが、性質の異なる部位を切り分けて接着しているので、品質や強度にばらつきがなく扱いやすい。

パイン材

反りやねじれが少ないのでDIYに向いているが、強度が高いぶん硬く、カットするのが難しい。

合板

おもに薄くスライスした板を奇数枚貼り合わせた板

強度が高く安価で、厚さやサイズの種類も豊富です。一般的にベニヤ板と呼ばれています。

ラワン合板

南洋産の柔らかな木、ラワンを使った合板で、強度が高い。カットするのは容易だが、釘を直接打つと割れやすいのでキリなどで下穴をあけたほうが良い。

シナ合板

表面にシナ材を貼った合板。白っぽく、美しい色合いが特徴。塗装しても木目が美しく出ます。

OSB合板

木片を接着材で固めたもの。独特の柄が特徴。強度が高く、おもに構造用として使われます。

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