DIYの基本テクニック2

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木材用塗料のいろいろ

木材を素材にDIYをするときには、仕上げの塗装をどのようにするかの検討も必要です。
ポイントは木の表情を残すかどうか。残す場合でも、着色するかどうかがポイントになります。塗りやすいかどうかも大きなポイントです。

室内DIYにおすすめの水性塗料

塗料には色を付ける顔料や強度を高める樹脂などが含まれています。樹脂類を溶解し、塗りやすい状態にするものとして溶剤が用いられています。この溶剤が水かシンナーかによって、水性塗料と油性塗料は分けられます。
水性でも速乾性がありますので、ニオイの面からも、室内で使う場合は水性がおすすめです。水性なのでハケが水洗いでき、塗料自体を水で薄めることができるので手軽に扱えます。

①木目が見えない着色:アクリルペンキ(水性)

木の質感を消して塗料の色味を引き出したい時におすすめです。顔料(塗料の原料)が付着し木目も見えなくなる分、ある程度は水もはじいてくれます。室内で使う家具などの塗装におすすめです。

②木目を活かす着色:オイルステイン(水性)

木材に染み込んで塗膜を張らない木材用の着色剤です 。塗膜を張らないため汚れや傷がつきやすい反面、メンテナンスも行いやすいのが特徴。木目がはっきりと浮かび上がるので、安価な木材を使用しても高級感のある仕上がりになります。

③透明で光沢を出す塗料:アクリルニス(水性)

水性ニス(アクリルニス)は耐久性を問わない作品の艶出しや汚れ防止に向いています。床やダイニングテーブル、実用的な家具などには不向きです。また、野外で使う作品にも向いていません。

④木目を活かし、耐久性もある着色:ウレタンニス(水性)

ウレタンと呼ばれる樹脂を使用しており、乾くと固い膜ができるため、家具のような耐久性の求められる実用的な木工作品に使用できます。

⑤自然派塗料

お子様やペットがいる家庭でも安心してDIYが楽しめる、原料にこだわった自然塗料もあります。数ある自然派塗料の中からピックアップしてみました。

●バターミルク(水性)

アーリーアメリカンのやわらかい色調で、乾けば美しいマット仕上げになり、耐水性に優れています。 家具や壁、模様つけやインテリア小物、屋内外の木製品に使用できます。

●ブライワックス(油性)

主原料に木材の着色やツヤ出し、保護などの効果が望める蜜ロウとカルナウバロウという自然素材を使用。無垢の木製品の保護やツヤ出しができます。塗るだけで使い古したような深い色合いに仕上がるのが特徴です。

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