ビフォア:
アフター:木をふんだんに使ったぬくもりあるLDK。床は足ざわりのよいヒノキを採用。料理をする奥様と、リビングの家族との目線を近づけるためキッチンの床を一段低く設計。
建物種別 | 戸建て |
---|---|
築年数 | 築100年 |
施工期間 | 約180日 |
地域 | 広島県 |
家族構成 | 夫婦+子供1人 |
テーマ | 古民家再生、平屋建て、自然素材 |
I様は郷里へご家族でUターンして、空き家となっていたお祖父様が住んでいた家で暮らすことに。里山に囲まれた築100年超の古民家が新たな『心のふるさと』になるよう、日本家屋の良さと現代の住まいの利便性の融合を図るリフォームを行いました。
農家住宅だった旧家の佇まいを大切にして玄関の三和土(たたき)の土間・土と竹の天井、薪風呂を残すことに。綿密な現地調査を行い、構造下地から給排水管・電気配線まですべてを見直しました。そのうえで耐震性や断熱性といった現代の性能をプラスし、ライフスタイルにあわせた間取りに。あえて残した段差や、薪焚きなどの手間は暮らしの愉しみとして過ごされています。生まれたお子様の成長とともに新しい時を刻む、ふるさとにふさわしい心豊かな住まいになりました。
子どもが成長し、走り回るようになりました。引き戸や窓を開けるとリビングはもちろん玄関や和室まで見渡せるので、様子が一目瞭然。視界が広々とするのも気持ちがよくて、料理や片付けもはかどりますよ。
竹野内 政信 古民家の良さを残したいとお考えだったので、間取りを大きく変えないことをご提案。以前の住まいの面影を残すことができ、コストも抑えられました。愛着のあるところは修繕し、できるだけ形を残すように工夫しました。