ビフォア:ご実家は築50年、納屋や昔の離れなど、建物は全部で5棟ありました。
アフター:お母さまはお元気なのですが、足が悪く、週3日デイサービスに通っています。お迎えの車がゆったりとはいることができます。
ビフォア:広い庭もだんだん手入れするのが大変になり、これを機にお庭もリフォーム。
アフター:これからの暮らしを考え、不要な建物を壊し、広いお庭や、増築部分に屋根付きのスロープを設けました。
ビフォア:
アフター:ステンレスのスキマレスシンクで、お掃除ラクラク 広いキッチンで、ご主人と一緒にお料理をする予定
ビフォア:
アフター:LED照明がお顔を明るく照らてくれるので、忙しい朝の準備もばっちりです
ビフォア:
アフター:物干しバー付きのバスルーム 手すりもあるので、安心して入浴できます
ビフォア:
アフター:
建物種別 | 戸建て |
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築年数 | 築50年 |
総工事面積 | 約210.76m2 |
施工期間 | 約378日 |
総工事費 | 約3345万円 |
地域 | 愛知県 |
家族構成 | 2世帯3人 |
テーマ | 二世帯、バリアフリー、介護、明るい部屋、車いす |
現在、K様ご夫婦はお仕事の関係で東京に住んでいます。就職前まではご夫婦とも愛知県安城市に住まれ、ご実家も安城市にあります。定年後はご主人のお母様とご実家に暮らそうと決め、いつでも安城市に来れるよう、ご実家のリフォームを計画し始めました。ポイント① お母様の暮らし・・・お母様はお元気なのですが足が悪く、週3日デイサービスに通っています。お迎えの車がくるのですが、元々の敷地は建物や庭で車の出入りがしにくく、敷地に車がゆったりと入れて、かつ雨の日でも濡れずに車への乗車ができるようにしたい。 ポイント② 余分な建物・・・ご実家は築50年、納屋や昔の離れなど全部で5棟ありました。現在では利用されていない建物も多く、この機会にご夫婦とお母様の暮らしにおいて活かせない建物は排除し、必要な物を作る事に決めました。 ポイント③ プライバシー・・・ご主人と奥様・お母様はとても良い関係ですが、お互いのプライバシーは確保しようと考え、かつ耐震にも不安がありました。
正直、今まで見て見ぬふりをしてきた離れの家や納屋をこの機会に壊すことができて良かった。いつ大きな地震が来て自分たちはもちろん、近所の方にご迷惑がかからないか心配でした。『もったいない』という気持ちがあり壊すに壊せなかったけど、担当の方に背中を押していただけて思い切る事ができました。お母様の暮らす母屋から、デイサービスまでの車まで、雨の日でも行ききが楽になり、大変喜んで頂けました。建物内部もパナソニックの什器設備や建材を提案していただき、快適な暮らしができそうです。
兵藤 ご主人・奥様・お母様に、現在どのような暮らしをし、これからどのような暮らしをしたいかをヒアリングしました。結果、現在の建物の内2棟を残してそれ以外の建物は不要であり、庭を広くとれることがわかりました。そのうえで、増築部分の配置計画や駐車場の配置計画がまとまりました。また、今まではお庭も大きく立派ではありましたが、これから年を追うごとに手入れや管理も限界があると考え、最小限のお庭にしました。人の動線は建物の中だけでなく、敷地の入り口からと考えました。車椅子でも増築部分や外出がしやすいようにスロープや屋根付スペースの計画にはこだわりました。