築55年のお祖母様の住まいを受け継ぎ、リフォームしたE様。一番のご要望は暑さ寒さの改善でした。開口部に内窓を、床・壁・天井には断熱材を補填し、床下は土間コンクリート打ちで性能を向上。来客が多いため、和室の続き間と広縁を一体化し大空間LDKを実現。また「LDKに部屋干しスペースがほしい」奥様と「生活感をなくし、かっこよくしたい」ご主人の想いから、広縁に物干しを設置し、リビングからの目隠しに縦格子を配置しました。解体時、趣のある2階の床組が現れたので、現し天井をご提案。天井高も確保できダークブラウンに塗装した天井は印象的で、E様のお気に入り。お孫様が毎週末遊びに来る空間になりました。
梁によって余計な影を出さないよう照明は、ダウンライトやスポットライトを採用。空間全体にやわらかな光がまわり、落ち着いた雰囲気を演出します。