古川 裕子
お庭の見える部屋にキッチンとダイニングを作りました。お客様が来られた時の目線などもきにしつつ、動きやすい間取り、配置にしました。ダイニングは、スッキリするようにたっぷり収納を取りました。また、玄関収納も絵画を飾れるように、低めの収納にしつつ、階段下スペースも利用し、玄関収納としました。キッチンとリビングの建具は、デザイン性と明るさを重視して、格子戸にしました。一番広い特注サイズにしたことと、リビングとキッチンの間の廊下もすべて同じ床材にし、段差もなくしたことで、一体感が出て、広い空間に感じることができるようにしました。また洗面化粧台は、デザイン性のあるシーラインのフロートタイプにしました。収納や洗面化粧台、床材、建具などは、既存の北欧家具が引き立つ様に、同じ色は避け、チェリー色でまとめました。壁は、ビニールクロスではなく、シラス塗壁を使用しました。また、照明は、くつろぎ感を出すため、主に電球色を採用しました。収納にこだわった造作キッチンは施主支給のため、他の造作家具は、キッチンの色に合わせて作りました。温かい住まいになるよう、サッシも樹脂製ペアガラスサッシにしました。