限られたスペースでも、キッチンの収納力が威力を発揮。
奥様のご実家で2世帯同居されているS様。1階のキッチンや浴室は共有で、2階の寝室をそれぞれの世帯で使用していましたが、生活時間帯やライフスタイルの違いから気を使う場面も多かったそう。そこで、2階部分のうち、主寝室とサニタリースペースをS様世帯の生活の場としてリフォームしました。まず、主寝室だった場所は暮らしの機能が集約されたLDKに変更。リビングは夫婦ふたりでくつろぐにはちょうどいいサイズで、ダイニングはソファタイプのベンチチェアを置き、カフェのような空間を実現。そして納戸だった場所には、フレキシブルな収納を備えたキッチンを新設。「料理の時間もバラバラで別々のメニューになることが多かったので、とても嬉しいです」と、奥様もご満悦です。
S様の一番のお悩みだったのが浴室。親世帯と共有していたため、生活時間の違いが特に気になっていたそう。そんなお悩みを解決すべく、2階のサニタリーにはシャワーブースを新設。廊下だった部分を取り込んで、スペースもゆったり。夜遅い時間にも気兼ねなくシャワーを浴びることができるようになりました。さらに、既存のクローゼットスペースは階段への通路とし、洗濯機置き場を設置。共働きのため週末にお洗濯が集中してしまうS様ご夫妻でしたが、専用の洗濯機を備えたことでいつでもお洗濯ができ、家事もはかどるようになりました。「料理から洗濯まで、2階ですべて完結できるようになりました」と、S様も笑顔。コンパクトながら、暮らしのすべてを満たしてくれる空間に大満足のご様子でした。