リビングの気配が感じられ、ほどよい距離感が心地良いキッチン。
居間と水廻りが廊下で分断されている、浴室が外の離れにある…など、昔ながらの間取りに使い勝手の悪さを感じていたN様。「父が建ててくれた思い出深い建物なので、風合いや良さを損なわず、老後の自分達に合った使い勝手にできれば」と、リフォームを決意なさいました。
奥様が「家事をするにも、冬場は寒くて朝起きるのが大変でした」と語る水廻りは、寝室のすぐ横にレイアウト。悩みのタネだった浴室も、廊下に出なくても寝室から行けるようになりました。暖房設備もあらかじめ取り入れた設計で、冬場のヒートショックも軽減。気になっていた段差も解消して安心感も高まりました。「2人暮らしなのであまり広い空間にするつもりはありませんでした」とN様が語る通り、いかに使いやすく、暮らしやすいかの工夫が随所に行き渡っています。