「明るすぎない」と奥様もお気に入りの木目が美しい和室。
H様邸は、昭和初期に建てられた築85年の大きな和風建築。風格漂うこの家を「建て替えず、ずっと住み続けたい」とのご希望から、もともとあまり使われていなかったという北側の2室と縁側をLDKに間取り変更なさいました。「独立していて使いにくかった」と奥様が語るキッチンは、見通しのよい対面タイプへ。収納も増え、使い勝手がぐっと良くなったそう。
隣接の和室は、引き戸を開放すればDKと一体となった続き間のような大空間に変身。既存の建具には「灰汁洗い」を施すことで経年によって染みこんだ汚れを落とし、本来の優しい木肌の質感を取り戻しました。インテリアもその色合いに合わせたナチュラルなものをセレクト。奥様好みの落ち着いた空間に生まれ変わっています。
「明るすぎない」と奥様もお気に入りの木目が美しい和室。