建物種別 | 戸建て |
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改修規模 | 増改築 |
築年数 | 築100年 |
総工事面積 | 約42m2 |
施工期間 | 約60日 |
総工事費 | 約398万円 |
地域 | 岩手県 |
家族構成 | 夫婦 |
テーマ | 古民家再生、自然素材 |
天井は、杉の突板を斜め市松模様に編んだ網代で茶室風に。もともとあった梁を“魅せる梁”として艶やかに活かしています。
クリア塗装仕上げの梁と杉柾網代仕上げの天井の組み合わせ。
にじり口に見立てた物入れの上には、オリジナルの地模様を描いた、けんどん障子。照明を点けるとやわらかに浮かび上がる。床の間は生け花や掛け軸が映える壁紙を選択。
古き良き味わいを残しながら、棚の高さは茶道具の高さに合わせるなど使い勝手にも配慮。
梅の柄を施した丸窓がなんとも言えず味わいのある美しい彩りになりました。
奥様のご趣味は茶道。自宅でお茶会を開きたいとリフォームを決意。普段は和室としても使いたいとのご要望で茶室風の和室をご提案。
築百年以上の歴史ある母屋につながる厩舎だった土間部分を数寄屋造りに使われる部材などを使用し、床の間や飾り障子を配した本格的なしつらえに。立派な梁や柱など趣ある部分は残し、新しい部材と融合するよう設計しました。さらに茶室に隣接する車庫に裏玄関を設け、母屋へつながる動線を確保。「帰宅して駐車後、外に出ることなく母屋に行けるので荷物が多いときもラクになりました」。お子様が独立され「これからは自分の楽しみも大切にしたい」という奥様の夢が実現しました。
天井は、杉の突板を斜め市松模様に編んだ網代で茶室風に。もともとあった梁を“魅せる梁”として艶やかに活かしています。