4つの子ども部屋の前は廊下でなく、みんなが集まるスペースに。床には厚さ30mmの杉の無垢材を敷き詰めました。優しい感触はお子様にも安心。水平でなかった床は、根太を削ったりくさびを入れたりして丁寧に調整しました。
階段上には、貴重な年代物の梁を見せてシンボルに。
N様ご家族はご両親、お祖母様と3世帯一緒に離れでお住まいですが、敷地内にはほとんど利用していない築74年の母屋があるので、その中2階を活用して快適な住まいの空間を新設したい、とご希望されました。そこで、ご夫婦とお子様4人の部屋をつくるプランをご提案。長い間、物置だった中2階に自然素材を活かし、光が入る明るい4つの洋室を新設しました。洋室の前のフリースペースは階段との間に扉をしつらえて家族が寛げるだんらんの間に。杉材や土壁で囲まれた新しい部屋は癒される雰囲気で居心地が良く、自然素材ならではの湿気の調整作用が暮らしを快適にします。
また、各部屋に窓を設けて採光だけでなく通風にも配慮。3部屋の間仕切り壁と天井の間を少し開け、シーリングファンも設置して風や空気の優しい揺らぎが感じられるように工夫しました。
4つの子ども部屋の前は廊下でなく、みんなが集まるスペースに。床には厚さ30mmの杉の無垢材を敷き詰めました。優しい感触はお子様にも安心。水平でなかった床は、根太を削ったりくさびを入れたりして丁寧に調整しました。