建物種別 | 戸建て |
---|---|
改修規模 | 全面リフォーム |
築年数 | 築38年 |
総工事面積 | 約118m2 |
施工期間 | 約159日 |
総工事費 | 約2343万円 |
地域 | 福島県 |
家族構成 | 2人 |
テーマ | バリアフリー、自然素材、介護 |
明るく爽やかな杉の床材や天井材で、旅館や別荘のようなたたずまいに。高気密・高断熱住宅へとリフォーム。大空間でもあたたかさが逃げにくくなります。
スクリーンウォールで仕切ると
個室としても使える畳コーナー。ベンチ代わりにもなってダイニングの会話に入れるし、たっぷり収納もできる「畳が丘」。
スクリーンウォールを閉めれば個室に。親戚や友人が来ても宿泊してもらえます。
廊下は車椅子が転回できるスペースを確保。
ゆったりたたずむのはもちろん、通路としても使用できるデッキ。
浴槽の縁が薄くてつかみやすい。入浴をサポートします。
高齢者施設に入居中の叔父様がいつ帰ってきてもいいように、住まいをリフォーム。車椅子で室内を移動できるように段差をなくしたり、扉をすべて引き戸にしたり、バスルーム・トイレ・洗面室も介助しやすいように広くする。そんな基本的な介護に対応できる改修を施すのはもちろん、心安らいで過ごしていただけるように、自然素材を多く採用しました。
壁はシラス壁に。調湿だけでなく防臭効果も期待ができます。床材は木目の凸凹を活かした浮造(うづく)り仕上げの杉板で、空間を明るく表情豊かに演出。リビングの天井材も杉板を使用したので、木の爽やかな香りが空間を包みます。
暗かった北側のキッチンは、南側の和室とつなげて広くしたことで日差しが入り明るく。天井も高くして、開放感のあるLDKとなりました。
介護する側も、される側もどちらにとっても心地よく過ごしやすいリフォームとなりました。
明るく爽やかな杉の床材や天井材で、旅館や別荘のようなたたずまいに。高気密・高断熱住宅へとリフォーム。大空間でもあたたかさが逃げにくくなります。