緩やかな弧を描く上がり框と、エントランスからつながるテラコッタタイル。
奥様のご実家を譲り受けリフォームを計画されたK様。構造部分までかなり老朽化が進んでいたため、建替えをすることに。新しい住まいのテーマは、奥様ご希望の「フレンチハウス」。リビングには大きな吹き抜けを設け、2本の化粧梁と間接照明でさりげない上質感を演出。壁と天井は素朴な質感で、調湿機能にも優れた漆喰壁とし、吹き抜けの壁は陰影が美しいブリックタイルを採用しています。足元もボルドーパインの無垢フローリングと、自然素材をふんだんに盛り込んだ贅沢な空間に仕上げました。