建物種別 | 戸建て |
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改修規模 | 全面リフォーム |
築年数 | 築182年 |
総工事面積 | 約102m2 |
施工期間 | 約120日 |
総工事費 | 約2960万円 |
地域 | 長野県 |
家族構成 | 1世帯3人(大人3人) |
付柱・付土台を設け、ジュラク塗りを施して、京都の和風住宅のように。
玄関と隣接する美しい壁面のモニュメント(写真右側)が、お客様をお出迎え、お見送りをします。
既存の梁や柱を活かすことで、家が建った約180年前の和室の姿が思い浮かびます。
S様邸は、築180年以上。長い歴史を刻んできたその住まいは、「あちこちから隙間風が入り、冬はとても寒く、どれだけストーブを焚いても暖かくなりませんでした」とS様が振り返るように、寒さと老朽化が最大の悩みでした。快適で安心して住めるようにと、S様はリフォームを決断。古民家と現代建築を融合させる計画を立てました。何部屋もあった和室は減築し、断熱材を敷き込んで断熱性をアップ。土間コンクリートを打ち、耐震補強も行いました。また、以前から使われている立派な柱も再利用。歴史の風格漂う室内からは、玄関ホールのモニュメントが大きな一枚絵のように見え、圧巻のひと言です。「お客様に『料亭みたい』と言ってもらえます」とS様はうれしそうに教えてくれました。