建物種別 | 戸建て |
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改修規模 | 全面リフォーム |
築年数 | 築27年 |
総工事面積 | 約79m2 |
施工期間 | 約30日 |
総工事費 | 約890万円 |
地域 | 北海道 |
家族構成 | 夫婦 |
▲台所・居間・和室の壁を撤去して生まれたL字型ののびやかな空間でくつろぐひととき
抜けない柱は筋交いを渡し、空間のアクセントに。畳コーナーには丸いペンダント照明、
リビングには6つのLEDダウンライトを配置しました
畳コーナーには藍色の壁紙を、パソコンコーナーにはレッドの壁紙を採用し、個性的な空間に。パソコンコーナーはリビングからは見えない位置に配置。引戸の丸い採光部が奥の寝室へリビングの光と気配を伝えます
キッチンは「リビングステーション Sクラス」を採用。天然木に近い繊細でナチュラルな表情の扉柄が落ち着いた雰囲気を演出。L字型のレイアウトで効率的な家事動線を実現しました
白い床にすることで、より広く感じられる清楚なイメージの玄関
型にはまったプランでなく、自分らしいスタイルで暮らせるようにと考えられたH様。そのために新築でも賃貸でもなく、中古住宅を買ってリフォームするという方法を選ばれました。そうして見つけた築27年の家は、1階が台所、居間、和室2室というひと昔前の間取り。「夫婦でほっこりできる空間に」という夢をかなえるため、間取りから空間を再構築し、自分たちらしさを追求することに挑戦しました。まず、冬の寒さに備えて壁・床・天井の断熱材を入れ替え、窓も断熱サッシへと変更して、基本性能をアップ。ゆったりと過ごすためには広い空間が必要と考え、独立した台所の壁を撤去してリビングとつなげ、和室は畳コーナーに姿を変えながら、リビング空間に取り込みました。キッチンから畳コーナーまでがL字型につながる、広いのびやかなLDK。その畳コーナーには藍色、パソコンコーナーにはレッドの壁紙を選んで、さらに個性的に。テレビで見た藍染め紙を壁に貼った和室が一目で気に入り、「和室は藍色」と決められていたそう。提案された様々なカラーバリエーションの中から選んだのが、北海道の自然を思わせる落ち着いた色の組み合わせでした。「設計者が主張しすぎず、私らしさを引き出してくれました。中古リフォームならではの高い自由度で実現した広い空間は、居心地がよいですよ」と話されています。