天井は、杉の突板を斜め市松模様に編んだ網代で茶室風に。もともとあった梁を“魅せる梁”として艶やかに活かしています。
クリア塗装仕上げの梁と杉柾網代仕上げの天井の組み合わせ。
にじり口に見立てた物入れの上には、オリジナルの地模様を描いた、けんどん障子。照明を点けるとやわらかに浮かび上がる。床の間は生け花や掛け軸が映える壁紙を選択。
古き良き味わいを残しながら、棚の高さは茶道具の高さに合わせるなど使い勝手にも配慮。
梅の柄を施した丸窓がなんとも言えず味わいのある美しい彩りになりました。