<用意するもの>
●板材(外フレーム用/ヒノキ)
●板材(内フレーム用/ホワイトパイン)
●ベニヤ板(背板用)
●アクリル板
●自然派塗料(ブライワックス)
●三角留め具
●蝶番
●木工用ボンド
●ノコギリ
●プロトラクター
●ベルトクランプ
●タッカー
※プロトラクターやベルトトランプはなくてもつくれますが、あれば簡単です。
①板材に45度の線をひく
木材同士を斜め45度にカットして直角にくっつける「留め継ぎ」。プロトラクターを使うと45度の線が簡単にひけるので、持っておくと便利です。
プロトラクター
②斜め45度にカットする
正確に45度の線をひいても、ノコギリで切るときにずれてしまうと、すき間だらけのフレームになってしまいます。※刃がまっすぐについているアサリなしのノコギリなら、刃が左右交互に振られていないので、線に沿ってまっすぐ正確にカットすることができます。
③カットしたフレームを仮置き
カットしたら、対面同士を合わせてフレームを組んでぴったり四角形になるか確認します。
※外フレーム用(ヒノキ/幅30㎜・厚み9㎜)
※内フレーム用(ホワイトパイン/幅24㎜・厚み6㎜)
◎L版サイズ(89×127㎜)の写真を入れるフレームをベースにつくります。
④内と外のフレームを貼り合わせる
外フレームの内側に薄板(内フレーム)を貼り段差をつくって、写真や背板をはめ込む部分を加工します。上から貼った内フレームの厚さ (6㎜)が、溝の深さになります。
※段差(溝の深さ)=背板+アクリル板+写真などの厚みになるようにします。
⑤フレームに組む
木口の両面にたっぷり木工用ボンドを塗って組んでいきます。
⑥ベルトクランプで固定する
全ての木口に木工用ボンドを塗ったら、ベルトクランプで締め上げて固定します。フレームの角がズレていないか確認しながら締めてください。ベルトクランプを使うと、45度にカットした木材の圧着がスムーズにできます。
ベルトクランプ
⑦背板をカットする
背板用ベニヤ板をカットします。
⑧アクリル板をカットする
背板と同サイズです。
⑨タッカーで留める
タッカーで留め、フレームを補強します。
タッカー
⑩フレームが完成
連結させるため、大小サイズ違いのフレームをいくつか作成します。
⑪着色する
ブライワックスは、塗るだけで使い古したような深い色合いに仕上がります。
⑫三角留め具をつける
背板をはめ込む用の留め具をフレームの裏に取り付けます。
⑬蝶番を取り付け連結させる
蝶番を取り付け、サイズ違いのフレームを縦横につなぎます。
縦に連結する際は、木工用ボンドで接着しクランプで固定しておきます。
⑭背板の1枚を有孔ボードに
有孔ボードを背板と同様にカットして、アクセサリーボードに。
⑮完成
「留め継ぎ」加工でつくったオリジナルのフォトフレーム。アクリル板、写真、背板をはめ込みます。単体で飾ってもおしゃれですが、縦横に組み合わせることでモダンな印象のインテリアに。
折りたたんでコンパクトにも。