子供たちが独立して再び夫婦ふたりに戻って暮らすにあたり、リフォームで快適に暮らしたいという事例が応募作品の中に多数ありました。「今までできなかった夢をかなえよう」とか、「今まで我慢してきたことをこのタイミングで実現しよう」、そう思う方が増えています。夫婦が歩んできた歴史や思い出を新しい住まいに取り入れるプランや、子供部屋などを減らして二人で暮らす日常生活を充実させるプラン、さらに将来のことを考えて寝室を1階に持ってくるプランなど、その実現の仕方はさまざま。ご夫婦の考え方によって違うプランのバリエーションにぜひご注目ください。
やがて子供たちが結婚して孫が生まれると、孫と過ごす時間が人生に彩りを添え、心待ちにするようになるものです。子供世帯が帰省した際に過ごす部屋を、予めプランに組み込んでおくのは一般的です。さらに、孫が心おきなく自由に走り回れるスペースを用意したプランでは、その空間が住宅の中にゆとりを生み出し、普段の暮らしをも充実したものにしてくれることを語っています。また、子世帯との近居や孫との同居もリフォームの大きなきっかけに。「掘座卓で子どもや孫に囲まれてゆっくりと美味しいご飯を食べたい」と願われたお施主様は、快適な和室とキッチンを実現されました。