悠々自適となった定年後や趣味ライフを充実させるために、リフォームする事例が多く見られたのが今年の特徴です。そのキーワードは「今を愉しむ」。将来に備えることや次世代へ遺すことに加えて、今ある人生の時間を愉しみ味わいたいという志向性です。週末をセカンドハウスで過ごしたり、別荘のようにくつろげる家に建替えたり。バスルームや洗面室を充実させて、癒しや安らぎを手軽にというリフォームもあります。
太陽や空気の熱など、自然の力をエネルギーにして暮らしに活かす、環境時代にふさわしい住まいが増えてきています。昼間の家電製品などは、太陽光発電システムで創った電気でまかない、夜は割安な夜間電力でお湯を沸かします。そして、余った電気は電力会社に売ることも。また、断熱性能を高めて冷暖房効率をアップし、節電・節水に優れた設備を採用することもポイントです。