将来、車椅子生活になっても大丈夫な住まいをというご要望から始まったS様邸のリフォーム。LDKは以前の増築時にできた頬杖梁と柱が邪魔なのと、キッチンへの通路も狭い状態でした。そこで新たに梁と柱の構造補強を行い、キッチンの吊り戸棚も撤去。すっきり広々とした空間の創出とともに、ゆとりの通路幅もしっかりと確保できました。
また小便器と大便器を分けて作られていたトイレも一つにまとめ、扉を全開口できる3枚連動引戸にして、車椅子を介助する方にもやさしい空間に。そしてもう一つ、S様邸こだわりのリフォームポイントが。広々と生まれ変わったキッチンの勝手口を出ると、七輪を使うのにも便利な屋外調理場。「ここでお魚を焼くのが楽しみになったんです」と話してくださいました。

車いすでも通りやすい3枚連動引戸を採用


施工期間 約33日 | 総費用/約400万円 | ●建物/木造戸建 ●築年数/36年 ●工事面積/48m2 ●家族構成/夫婦+子供1人 |
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システムキッチン「リビングステーション」 洗面ドレッシング「きらりクレア」 全自動おそうじトイレ「アラウーノ」 トイレカウンター「セレスタイル」 | システムファニチャー「キュビオス」 内装ドア「リビエ」 木質床材「オーマイティフロアー シグノ」 |

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