お風呂やトイレが外にあり、冬は寒い思いをしてきたT様。築86年の伝統は大切に継承し、住む人が快適に暮らせる家へと建て替えました。今まで家族を守ってきた大黒柱は家のほぼ中心である階段の上り口に再利用。トイレやお風呂は新設し、海風で寒かった壁には断熱材を入れ暖かに。
今までどおり第二の玄関の機能をもたせた土間は、薪ストーブが来客を暖かく迎えます。折り上げ天井のLDKは古材を利用した梁をあらわにして広びろ。先祖の想いを感じながら快適に過ごせる住まいになりました。

和室の梁だった古材を上がり框に利用した土間。薪ストーブの薪にも古材を利用しています

テレビや食器棚を壁面内に収めて、リビングがより広びろ

昔の大工さんが作ったホゾ穴は、その形状を活かしランプを入れました。暖かみのあるあかりがアクセントになっています。




施工期間 約180日 | 総費用/約2,210万円 | ●建物/木造戸建 ●工事面積/154.5m2 ●家族構成/祖母+両親+息子 |
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システムキッチン「リビングステーション」 |
玄関収納コンポリア |

Before